Google Meet 字幕の言語変更のやり方:英語になるときの直し方

Google Meet の字幕の言語を変更するには、通話中に その他のオプション > 設定 > 字幕 を開き、会議の言語で実際に話されている言語を選びます。字幕が意味不明になったり、日本語で話しているのに Google Meet の字幕が英語になったりするときは、ほとんどの場合この設定が原因です。Meet は一度に1つの言語しか字幕にできず、話されている言語に関係なく、選ばれた言語として文字に起こします。

この記事では、具体的な手順、言語設定が原因かどうかの見分け方、会議の途中で言語が切り替わる場合の対処、翻訳字幕を表示する方法、そして正直な制限事項を紹介します。

Google Meet の字幕の言語を変更する手順

パソコンで、発言前でも通話の途中でも変更できます。手順はGoogle の字幕の言語に関するヘルプに沿っています。

  1. meet.google.com で会議に参加します。
  2. 字幕がオフなら、画面下の 字幕をオンにする をクリックします。字幕がオンになるのは自分の画面だけです。字幕の表示/非表示のキーボードショートカットは c です。
  3. その他のオプション(三点アイコン)をクリックします。
  4. 設定、続いて 字幕 を開きます。
  5. 会議の言語で、参加者が実際に話している言語を選びます。
  6. 次の数文を見て、聞こえている内容と字幕が合っているか確認します。

※ メニューの表記は、お使いの Google アカウントやブラウザの言語設定によって多少異なる場合があります。英語表示では More options > Settings > Captions > Language of the meeting にあたります。

パソコン版の Meet の字幕では、88の言語と地域バリエーションが選べますが、そのうち62はベータ版と表示されています。ベータ版の言語は、ほかの言語より誤りが多くなる可能性があります。

Google Meet の字幕が英語になる・言語が違うときの見分け方

言語が合っていない字幕には、わかりやすい特徴があります。たとえばスペイン語で話しているのに字幕の言語が英語になっていると、スペイン語の音に似た変な英単語が並びます。文章として意味が通らず、それを翻訳しても当然意味は通りません。日本語の会議で字幕が英語に設定されている場合も同じです。

簡単なチェックポイントです。

  • 聞こえている言語と、字幕の言語が違う。
  • 文が短く不自然で、単語同士がつながっていない。
  • 名前や数字はそれなりに出るのに、その前後がおかしい。

当てはまるなら、上の手順で字幕の言語を変更してください。話し手の訛りやマイクのせいにする前に、まず設定を確認しましょう。

関連する話題をひとつ。Google は2026年3月26日から、文字起こし、ノート、録画字幕について、会議中に話されている言語を1回だけ確認し、会議の言語と合っていなければ変更を提案するようになりました。ただし対象は一部の言語(英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語)と一部の Google のプランだけです。ライブ字幕には当てにせず、言語は自分で設定しておきましょう。

会議中に言語が切り替わるときの Google Meet 言語設定

Meet は一度に1つの話し言葉しか字幕にできません。たとえば英語と日本語が交互に出てくる会議では、選んだ言語の発言だけが正しく字幕になります。話し手の言語が変わったら、設定も切り替えます。

  1. その他のオプション > 設定 > 字幕 を開きます。
  2. 会議の言語で、いま話している人の言語を選びます。

テンポの速い会話では少し面倒です。可能なら、誰がどの言語で話すかを事前に決めておくか、話の区切りでだけ切り替えるのがおすすめです。会議のほとんどが1つの言語なら、その言語に設定しておき、もう一方の言語の部分は多少乱れても割り切るのが現実的です。

Google Meet の字幕を翻訳する:言語を合わせたあとの選択肢

字幕が話されている言語になったら、次は自分の言語で読みたくなるはずです。そこで使えるのが、Google Meet のリアルタイム翻訳用の Chrome 拡張機能 Clozo です。Meet の字幕を読み取り、原文と翻訳を上下に並べて、話している人の名前と一緒に、各文が終わってから約1秒後に表示します。

Clozo での字幕の言語の扱いは次のとおりです。

  • 自分で選ぶのは、翻訳先の言語だけです。初期設定ではブラウザの言語になります。
  • 話されている言語は字幕のテキストから自動で判定します。ただし Clozo が翻訳できるのは Meet が字幕にした内容だけです。そのため、Meet の会議の言語は実際に話されている言語に合わせておく必要があります。
  • 合っていない場合は、通話中の Clozo のピル(黄色のボタン)のメニューにあるヘルプ 字幕の言語が違いますか? で直し方が確認できます。
  • 初回は、何かを送信する前に確認が出ます(同意して翻訳)。同意しない場合、字幕は表示されますが翻訳はされません。

翻訳が見えるのは自分だけで、ほかの参加者には何も表示されません。詳しくはClozo のしくみをご覧ください。試してみたい方は、Chrome に Clozo を追加できます。

Clozo を使わない方法:Meet と Chrome の翻訳字幕

Meet 標準の翻訳字幕

Google は Meet に翻訳字幕の機能を用意していますが、対象は一部のプランのみです。Business Standard、Business Plus、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Google AI Pro for Education が対象で、Google は「段階的に提供中で、まだ利用できない場合がある」としています。対象の Google Workspace エディションを持つユーザーが主催する会議であれば、参加者も翻訳字幕を使えます。Business Starter、Workspace Individual、Google One のプランなどには含まれません。

対象の場合は、その他のオプション > 設定 > 字幕 > 会議の言語 を開き、翻訳字幕(Translated captions)をオンにして、翻訳先の言語を選びます。Google が示している翻訳の対象は69言語です。

Chrome の Live Caption と Live Translate

Windows と Mac の Chrome には、設定の「ユーザー補助」に Live Caption があります。ビデオ通話を含む Chrome 内の音声から字幕を作る機能で、処理は端末上で行われます。同じ設定ページの Live Translate を使うと、その字幕を翻訳できます(「Translate to」)。Google によると、この場合は字幕が Google に送信されます。

どの方法でも基本は同じで、まず正確な字幕が必要です。最初に、話されている言語の設定を確認しましょう。

字幕の言語を変えても直らないときの対処法

字幕がまったく表示されない

画面下の 字幕をオンにする をクリックするか、c キーを押します。Clozo では 字幕を自動でオンにする の設定が初期状態でオンになっており、自動でオンにしてくれます。

使いたい言語がリストにない

Meet のリストには88の言語と地域バリエーションがあります。見つからないときは、近い地域バリエーションを試してください。字幕の精度は、Meet が提供している範囲に左右されます。

言語を変えたのに字幕の精度が低い

訛り、複数人の同時発言、周囲の雑音、人名や専門用語は、いずれも字幕の精度を下げます。可能なら、1人ずつ話してもらい、きちんとしたマイクを使ってもらいましょう。割り込みが減るほど字幕がきれいになり、翻訳の質も上がります。

字幕は正しいのに翻訳がおかしい

機械翻訳には誤りが含まれることがあります。上に表示される原文の行を確認しましょう。正確さが大事な場面では、表示を 翻訳のみ ではなく 両方 にしておくのがおすすめです。

通話の途中で翻訳が止まった

Clozo の無料プランでは、1日15分まで翻訳できます。分数は毎日 UTC の0時(日本時間の午前9時)に更新されます。カウントされるのは、実際に何かが翻訳された分だけです。残り2分になると警告が出ます。使い切ると、Meet の字幕は原文の言語のまま表示され続けます。Pro なら月に50時間まで翻訳できます。

知っておきたい制限事項

  • Meet は一度に1つの話し言葉しか字幕にできません。言語が切り替わる会議では、設定を手動で変える必要があります。
  • 字幕の言語を合わせても、音質の悪さ、激しい同時発言、専門用語の多さまでは解決できません。
  • Clozo が使えるのは、パソコンの Chrome での Google Meet だけです。Zoom、Microsoft Teams、Webex、Meet のモバイルアプリ、Firefox、Safari では使えません。
  • Clozo が翻訳するのはテキストの字幕です。音声での読み上げ、録画、要約、Meet のチャットの翻訳は行いません。
  • 翻訳は各文が終わってから約1秒後に表示されます。1語ずつ表示されるわけではありません。
  • Clozo では、字幕が翻訳されていることをほかの参加者に伝えること、そして機密性の高い会議では使わないことをお願いしています。詳しくはプライバシーの要点をご覧ください。

よくある質問

Google Meet の字幕の言語を変更するにはどうすればいいですか?

通話中に「その他のオプション > 設定 > 字幕」を開き、「会議の言語」で話されている言語を選びます。数文のうちに字幕が切り替わります。

Google Meet の字幕が英語になってしまうのはなぜですか?

Meet は、字幕の設定で選ばれた言語としてしか文字に起こしません。実際に話されている言語と設定が違うと、字幕は意味のない文章になります。実際に話されている言語を選んでください。

Google Meet は話されている言語を自動で判定してくれますか?

Google の資料を見る限り、ライブ字幕では自動判定されません。Meet は文字起こし、ノート、録画字幕について会議中に1回だけ言語を確認しますが、対象は一部の言語とプランに限られます。字幕の言語は自分で設定してください。

Clozo は Google Meet の字幕の言語を自動で変えてくれますか?

いいえ。Clozo は字幕から話されている言語を判定し、選んだ言語へ翻訳しますが、Meet の字幕の言語は実際に話されている言語に合わせておく必要があります。ピルのメニューの「字幕の言語が違いますか?」で直し方を確認できます。